『総合技術監理 キーワード集 2022』新旧比較

学習ノート

こんにちは!コタローです。

昨年、技術士総合技術監理部門に挑戦し、現在は3月の合格発表を待っております。

不合格時の再チャレンジに向けて、以下のようなスケジュールを立てて少しずつ試験対策を始めております。

コタロー
コタロー

【追記】無事、合格しました!

応援いただきました皆さま、ありがとうございます!

ブログやTwitterへアクセスいただいたことが非常に励みになりました。

引き続き継続研鑽に努め、その内容を本ブログに定期的にアップしていきますのでよろしくお願いします!

今回は昨年末に発表された『総合技術監理キーワード集2022』について、2021年版のキーワード集からの変更・更新点を整理しましたので紹介します。

コタロー
コタロー

特に新規追加されたキーワードは、追加するに至った理由があるはずなので筆記試験で出題される確率も高いはず!

優先的に対策を打つ箇所として、本ブログがお役に立てればと思います。

まえがき、総合技術監理

総合技術監理が必要とされる背景や技術体系、管理技術、倫理観、技術力向上などが記載されている重要なパートです。

新旧比較して確認しましたが、特に修正はありませんでした。

経済性管理

2章の経済性管理、いくつか加筆・修正はあったものの大きな変更は特にありません

新旧比較表は以下の通りです。

コタロー
コタロー

経済性管理は、最優先の管理項目になることが多いかと思います。

実務での経験も活用しながら、得意分野を増やして得点源にしたいですね。

人的資源管理

続いて3章の人的資源管理。このパートでは、多数の新出ワードがあります。

人的資源管理は、変更箇所が多かったので新旧比較表の概要版と詳細版を整理しております。

まず、概要版は以下の通り。

追加されたキーワードのいくつかの概要を以下の表に整理しておりますので、併せてご確認ください。

キーワード概要出典
組織コミットメント従業員が働く組織に対して抱く帰属意識や情緒的な愛着などSchoo for Business
次世代育成支援対策推進法(くるみん認定)日本の急激な少子化の進行に対応して、次代の社会を担う子どもたちの健全な育成を支援するため、企業・国・地方公共団体は各種行動計画を策定することとされている。
くるみんマークは、「子育てサポート企業」として、厚生労働大臣の認定の証。
厚生労働省 HP
副業・兼業厚生労働省では、「働き方改革実行計画」 を踏まえ、副業・兼業の普及促進を図っている。令和2年9月にガイドラインが改定された。厚生労働省 HP
インバスケット制限された時間内に主人公の立場になりきり、お客様からのクレームや部下からの相談など、どの職場でも起こりうるような案件を、的確かつ迅速に精度高く処理を行うことができるのかを測るビジネスシミュレーションゲーム。インバスケット研究所 HP
キャリアオーナーシップ個人一人ひとりが「自らのキャリアはどうありたいか、如何に自己実現したいか」を意識し、納得のいくキャリアを築くための行動をとっていくこと。経済産業省「我が国産業における人材力強化に向けた研究会」報告書

続いて、新旧比較表の詳細版です。

情報管理

次は4章の情報管理。やはりこのパートは情報通信技術動向を中心に新出キーワードが出てきています。

情報通信の分野は他の領域にないスピードで新技術が登場するので、追従していきたいところです。

情報管理のパートは、総務省発行の「情報通信白書」が役立ちます。

スマホアプリにもなっているようですね。

安全管理

5章の安全管理では、「5.1 安全の概念」の説明文にカーボンニュートラルやDX等の社会変化に関する内容が追記されています。

キーワード集において説明文の変更はここだけ。

この2つのキーワードは、それぞれ社会環境管理・情報管理がメインのものですが、それらの管理に偏ると管理間のトレードオフとして安全管理にしわ寄せが出そうなので、注意が必要ですね。

また、5.5の危機管理では自然災害に関連するキーワードがいくつか追加されています。

社会環境管理

最後の6章、社会環境管理。

カーボンニュートラルや海洋プラスチック問題、防災気象情報といったキーワードが追加されています。

まとめ

本記事では、総合技術監理キーワード集2022について、昨年版からの変更点を簡単に確認してきました。

キーワードの追加・修正・削除数をまとめると以下の通りです。

追加修正削除備考
1.総合技術監理000
2.経済性管理021
3.人的資源管理1062
4.情報管理520
5.安全管理400安全の概念の変更を含む
6.社会環境管理523
合計24126

各キーワードの詳細説明まではしませんが、本記事でキーワード集の新旧比較は可能かと思います。

キーワード集は、技術や社会の進展に対応するため適宜改訂されるものとなっております。

そのため、改訂箇所は技術や社会の進展を踏まえて検討されたもの。

この記事が、皆さまの総監技術士の理解促進のお役に立てれば幸いです。

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