総監技術士 勉強振り返り

学習ノート

こんにちは!コタローです。

令和4年度の技術士第二次試験の筆記試験が終わりしばらく経ちました。

暑さも少しやらわいできたところ、そろそろ口頭試験対策を始めようかという方もいるのではないでしょうか。

本記事では、私が実践していました総監技術士の勉強方法・勉強内容を振り返ります。

コタロー
コタロー

一人の体験談として、参考になるところがあれば摘まんでいただければ幸いです!

受験にあたってのベースとなる考え方

最初に、受験にあたってのそもそもの位置づけや考え方について記載します。

人それぞれ考え方は異なるかと思いますが、私は以下の考え方をベースにしていました。

  1. 資格試験は目的でなく手段
  2. 資格の勉強を仕事で活用
  3. 仕事の疑問を一般論でも確認

これらを日頃から強く意識していました。

コタロー
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他の資格試験でも概ねこの心構えで臨んでいましたが、特に総監技術士では効果的だったと感じています!記述式試験や口頭試験では実務経験が役立つので。

受験目的・目標

以下を目標として設定していました。

目的

  • 社内の一技術者というだけではなく、対外的にも通用する技術者になりたい。その証明。

目標

  • 3年以内に総監合格

「一発合格!」と掲げたいところでしたが

  • 過去問をざっと見た難易度感
  • 受験者のほとんどが他部門の技術士であるにもかかわらず約15%という低い合格率

という点を踏まえ、頑張れば手が届きそうなレベル感として3か年計画にしました。

目標達成に向けた戦略

3年以内での総監合格という目標達成に向け、まずは配点基準を確認。

技術士第二次試験実施大綱(リンク)によると、筆記試験は択一式問題と記述式問題が等配分の50点ずつ、口頭試験は経歴及び応用能力が60点、体系的専門知識が40点という配点です。

偏りがあるものではないためどこかの領域に特化するのではなく、それぞれ60%超の得点を目指すこととしました。

そして、そのための戦略として以下のようなものを設定しました。

①日常業務に絡めて実力アップ

  • 【筆記試験】記述式問題
  • 【口頭試験】経歴及び応用能力

②短時間の学習をコツコツ積立

  • 【筆記試験】択一式問題
  • 【口頭試験】体系的専門知識
コタロー
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経験値不足と自覚していたので、特に1点目の業務を通じた実力アップに注力しました。

目標達成に向けた具体的な行動

上記の戦略に沿って実行した具体的な行動は、それぞれ以下の通りです。

日常業務に絡めた実力アップ

  1. 仕事の課題整理・解決策の検討に5つの管理技術をフレームワーク的に活用
  2. 論理的な文章、骨子作りの訓練(資料やメールを作るとき)
  3. 上司への説明≒模擬口頭試験(簡潔明瞭か、視野狭くないか等セルフチェック)

1点目は業務上で悩ましい課題に直面したとき、積極的に活用しました。

仕事用の手帳など、目につきやすいところに管理技術を書いておくと実行しやすいです。

コタロー
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企業の技術士さんは経済性管理に偏りがちなので、安全管理や社会環境管理の目線を意識的に入れていくと発見があるかも!?

2点目は記述式試験の対策かつ生産性向上に繋がります。

3点目は言わずもがな口頭試験対策。身の回りに技術士がいれば助言いただくのが最適ですが、いない場合は自主練としてこういうこともできますのでご参考まで。

短時間の学習をコツコツ積立

  1. 通勤電車での学習
    • 座れたとき→参考書を読み書き
    • 座れなかったとき →動画学習、スマホで過去問
  2. 家での勉強開始のハードルを下げる
    • 湯船に浸かりながら動画視聴をルーティン化
    • 晩酌しながらの勉強を許容
    • 白書類をクラウドに保存しスマホでも即アクセス

1点目のうちスマホで過去問を解く件について、総監の択一式は時間に余裕がある試験。

時間を気にする必要がなく、択一式であればスマホ画面だけでも十分対応できるので、車内で1問ずつ解いていました。

2点目の中に邪道なものがあります…が、禁酒できない人にオススメ。やらないよりマシです。

まとまった時間の確保

まとまった勉強時間の確保には家族の理解・協力が必要不可欠!

そのために以下事項を注意していました。

  1. 感謝と配慮を忘れない
    • 家族からすれば資格勉強も趣味も変わらない。負担をかけている。
  2. 気持ちだけでなく行動で示す
    • 時短家電を買う、率先して家事、遊びの計画を立てる等
  3. 予定を共有
    • カレンダーアプリを活用
コタロー
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資格勉強と趣味、家族からすると一緒ということに最初は気付けませんでした。

趣味よりは理解を得られやすいものの、要注意ポイントです。

試験直前の対応

筆記試験まであと数日と迫ってからは、『試験本番のパフォーマンスをいかに高めるか』の調整期間にしていました。

・体調管理、睡眠時間確保
・試験会場への交通手段(代替ルート含む)の計画
・当日の昼食やドリンクの検討
・温度調節可能な衣服の準備(暑さ&冷房対策)

やっておけばよかったこと

ここまでは実際にやってきたことを記載してきました。

続いて、やっておけばよかったことを管理技術と簡単に紐つけながらいくつかご紹介。

  1. 【情報】幅広く情報収集
  2. 【経済性】学習計画立案・アウトプット
  3. 【安全】筆記すること対策

1,2は筆記試験後にTwitterを始めてから実践。口頭試験には役立ちましたがもっと前からやっておけば…と反省。

3は無策だと試験中に手が故障します。

その他

総監を除く技術部門の勉強のとき、日本技術士会のHPに公開されている 『修習技術者のための修習ガイドブック』 を読み込んでおけばよかったです。

いま読んでも勉強になります。

https://engineer.or.jp/c_topics/003/003637.html

まとめ

本記事では、総監技術士の勉強内容を振り返り、紹介いたしました。

少しでも皆さまのお役になれば幸いです!

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