家計管理の概要 〜家庭のCFOを目指して〜

お金ノート

こんにちは!鶴亀コタローです。

今回の記事では、
いま僕がやっている家計管理の概要について、活用しているツールやサイトを含めて紹介します。
家計管理をこれから始める人はもちろん、既に色々とやっている人にも参考になるかもしれませんので見ていただければと思います。

家計管理の概要

結論から書きますと、家計管理はお金の過去・現在・将来と時間軸で分けて考え、それぞれ以下のことを管理・把握するようにしています。

  • 過去:これまでの収支実績の把握
  • 現在:現時点の資産・負債・純資産の把握
  • 将来:想定するライフプランでの収支シミュレーション
コタロー
コタロー

サラリーマン向けに言うと企業経営では当然やっていることを家計に対しても当てはめてやってみる!という考え方です。家庭の経理部長をやってみよう!

家庭の経営者は自分(+配偶者)ですよね。しかも他に従業員がいる訳ではないので、最高財務責任者(CFO:Chief Financial Officer)も自分で兼務するしかありません。横文字を使いましたが、要は経理部長になったつもりで家計管理に取り組もう!そうすりゃなんとかなるやろ。という話です。

続いて、過去・現在・将来それぞれの概要を紹介します。

過去:これまでの収支実績の把握

 これはいわゆる家計簿ですね。家計簿をつけていれば大丈夫です。
 給与所得や配当金所得などの収入と日々の支出を実績データとして記録に残していきます。実績データがあれば、無駄な支出に気づいたり、固定費の見直しを進めていったり、家計の改善につなげやすくなりますよね。

 とはいえ、支出をこまめに入力するなんてことは面倒くさくてやってられません。さらに、現金の支出や毎月のカード払い、スマホ決済、電子マネー等、支払方法はたくさんあり煩雑になります。

 「家計簿なんて、やってられるか!」という声も聞こえてきそうですが、人が困るところにビジネスが生まれるようで、多くのアプリやサービスが生まれてきています。私もこれまで10年ほどExcel管理やスマホアプリなどをいろいろと試してきました。その中で使用する家計簿も収斂してきまして、現在は、

 お金の見える化アプリ、マネーフォワード ME を愛用しています。

(リンク)マネーフォワードME
 https://moneyforward.com/

 テレビCMも流れている人気の家計簿アプリなのでご存じの方も多いかと。これ、ほんまにもうめちゃくちゃいいアプリで、私は応援する意味も込めて昨年にマネーフォワード株も買いました(中の人ではないです。)。有料の機能が欲しかったので月500円くらい払っていますが全く不満ありません。

 ほかの人もたくさんブログでマネーフォワードの記事を書かれていますが、私も今後、整理して書こうと思っています。先にメリットをざっくり書いておきます。

  • 手間がかからない!連携口座が豊富。手入力も簡単。
  • 見やすい!月単位や年単位の家計簿グラフが自動作成。さらに、資産の推移グラフも自動作成。
  • 高機能!csvでのデータ吐出しやグループ管理、カテゴリのカスタマイズなど、やりたいことはだいたい実現できる。

現在:現時点の資産・負債・純資産の把握

 これは家計の貸借対照表(バランスシート)を作れば完了です。ある時点での資産と負債を一覧化すればできるので簡単そうな話なのですが、皆さん、現時点の自分自身の資産を把握していますか?これ、私もそうでしたが意外と多くの人が把握できていません。

 「やること多いわ~もう無理」となりそうですが、なんとこれもマネーフォワードMEで解決!

 スマホアプリでは見れませんが、PCでマネーフォワードMEを開けば「バランスシート」機能があります。これをクリックすれば、現時点の資産・負債・純資産をサクッと表示してくれます。
 ※過去のバランスシートは作れません。推移を見たい場合は別にExcel管理をするといいです。
 ※Excel管理するときは、日本FP協会のホームページに公開されている資料が便利です。

(リンク)日本FP協会 便利ツールで家計をチェック
 https://www.jafp.or.jp/know/fp/sheet/

忘れがちな資産

 資産把握のとき、銀行残高や証券口座の現在価格は漏れなく計上すると思いますが、以下のような資産は忘れがちです。なお、負債は住宅ローンや奨学金など忘れにくいものかと思いますが漏らさずに記録しておきましょう。

  • 退職金   ※現時点で退職した場合の金額。社内規程を確認しておきましょう。
  • 保険    ※解約したら保険金をもらえるタイプの保険を契約している場合
  • 土地・建物 ※保有している場合、現時点での評価額
  • 確定拠出年金、iDeCo
    (これらは原則60歳まで引き出せない資産なので、別管理のほうがいいかもしれません)

将来:想定するライフプランでの収支シミュレーション

 現在の資産や過去の支出傾向が把握できれば、将来的に想定・希望しているライフプランを考慮して収支シミュレーションをして今後のお金の不安を解消したいところです。
 ここはファイナンシャルプランナー(FP)の力を借りたいところですが、保険会社と提携しているFPは保険を契約したくなるようなシミュレーション結果、ハウスメーカーと提携しているFPは高額な住宅ローンを組めそうにみえるシミュレーション結果を出してくることが想定されます。仕事ですから当然ですよね。となると、やはり自分で収支シミュレーションをしておくのが望ましいです。

 ただ、これはかなり手間がかかります。。Excelが得意な方であれば何とかなるかもしれませんが、一から作るなんて、、私はやってられません。

 そこでオススメソフトの登場です。世の中には親切・便利なものがあるものですね。
私は、無料のライフプランソフト Financial Teacher System を使っています。

(リンク)無料のライフプランソフト Financial Teacher System
 https://financial-teacher.net/index.htm

 このソフトの概要は以下のようなものです。これもオススメです!

  • クラウド型のフリーソフト。
  • 将来の収入・支出・貯蓄額を、グラフと数値で確認可能。
  • 将来のライフプランを想像して入力することで、未来の家計簿を作って収支のシミュレーションが可能。
  • シミュレーション後はExcelとPDFでレポートにまとめて出力。ダウンロード可。
  • しかも無料!(二回目)

まとめ

ということで、今回の記事では、
いま僕がやっている家計管理の概要について、活用しているツールやサイトを含めて紹介しました。

家計管理はお金の過去・現在・将来と時間軸で分けて考え、それぞれ以下のことを管理・把握するようにしています。

  • 過去:これまでの収支実績の把握(家計簿作成)
  • 現在:現時点の資産・負債・純資産の把握(家計のバランスシート作成)
  • 将来:想定するライフプランでの収支シミュレーション(ライフプランシミュレーション)

そして、家計簿とバランスシート作成にはマネーフォワードMEを活用しており、
ライフプランシミュレーションにはFinancial Teacher Systemを活用
しています。

コタロー
コタロー

それぞれの活用方法の詳細については、追々まとめてみようかと考えています!

では今回はこのあたりで~

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