2021年7月10日、技術士二次試験(総合技術監理部門)を受けてきました。
復習を兼ねて、択一式問題を改めて解いていこうと思っています。
エビデンスも交えながら記載していきますが、なんせ難しい試験ですので誤りがあるかもしれません。現在進行形で挑戦中の受験者が書いている記事ということでご容赦いただければと思います。
その前にこの記事では、総合技術監理部門の択一式問題の概要を整理しておきます。
総合技術監理部門 択一式問題の概要
出題形式
出題形式はすごくシンプルです。
- 5択問題の択一式試験。マークシートに回答。
- 合計40問。5つの管理技術の問題が8問ずつ均等に出題。
- 出題されたすべての問題に解答します。
- キーワード集記載の管理技術の順(経済性管理→人的資源管理→情報管理→安全管理→社会環境管理)に出題。得意なところから解き始めることも可能。
試験時間
試験時間は2時間です。氏名の記入や受験番号のマークも試験時間内に実施します。
40問を2時間(120分)で解くので、1問3分のペースで解く必要があります。
計算が必要で5分以上かけた方がいい問題も2,3問出題されますが、知っていればすぐ解ける知識問題がたくさんあるので、時間は比較的余裕がある試験だと思います。
合否のライン
択一式問題と記述式問題を合わせて60%以上を取れれば合格です。
他の技術部門では科目ごとに60%以上を取る必要がありますが、総合技術監理部門はトータルで60%以上というところが少し異なります。
過去問・正答
過去問や正答は以下の日本技術士会ホームページに公開されています。
21 総合技術監理部門|公益社団法人 日本技術士会
技術士第二次試験 択一式問題の正答(令和6年度まで)|公益社団法人 日本技術士会
技術士第二次試験筆記試験の択一式問題の正答
総合技術監理部門 択一式問題の所感
これまでの受験経験や過去問を解いた経験から、択一式問題に対する私の考えは以下の通りです。
- 十分な試験対策をしたからといって70%以上の点数を確実に取れるようなものではない。
- 一方で、手も足も出ないという問題ばかりではない。読解力で選択肢を絞れる問題もある。
自分自身の得意分野や頻出問題を抑えておけば、何とか60%を目指すことはできるかな、、というところです。
まとめ
総合技術監理の択一式問題の概要は以下の通りです。
出題範囲が広範囲のため、試験勉強をしても70%を取ることも容易ではありません。
択一式問題と記述式問題に対して、バランスよく対策を打つことが効果的だと思います。
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