市販コーヒー VS 自作コーヒー コスト比較!

その他
コタロー
コタロー

外出時、自分でコーヒーを作って持っていくと安上がり!
でも具体的にいくらぐらいお得?

大差なければ手間賃がかかっているだけでは?

こんな疑問を持っているのは、きっと私だけではないはず!

なんとなく得している気がするけど計算したことはないなぁ

では計算してみよか!ということで、技術系サラリーマンのコタローが定量的にざくっと検証してみました。

コーヒー片手にご覧くださいませ~☕️

検証方法の概要

市販コーヒーと自作コーヒーを価格を比較します。

市販コーヒーとしては大手コンビニエンスストアの100円コーヒーを採用。検討をシンプルにするため、各社の最小サイズを対象に調査しました☕️

なお、スタバをはじめコーヒー店のコーヒーには場所代・雰囲気代というコーヒーそのもの以外の付随価値が含まれているので本検討の対象からは外しました。

自作コーヒーは、私が個人的によく飲んでいるネスカフェゴールドブレンドを対象に、自作するための製造工程にかかる間接費を含めて簡易的に原価計算をしました。

検証内容

市販コーヒー

市販コーヒーに関して調査しようとしましたところ、先駆者がいました!
以下のサイトを参考に、コンビニ各社の100円コーヒーの量・単価を一覧に整理。

コンビニ別コーヒーの量が一番多いのは?サイズはどれがお得?

コンビニ名アイスホット
ローソン240ml160ml
ファミリーマート230ml155ml
セブンイレブン150ml150ml
コンビニ各社の100円コーヒーの量

コンビニ名アイスホット
ローソン41.7円62.5円
ファミリーマート43.5円64.5円
セブンイレブン66.7円66.7円
コンビニ各社の100円コーヒーの100mlあたりの価格

100mlあたりの価格はアイスもホットもローソンが最安値!

コーヒーに量を求める場合はローソンが一番のようですね。

今回は自作の安いコーヒーとの比較が目的なので、市販コーヒーとしてはローソンのアイスコーヒーの数値(100mlあたり41.7円)を採用します。

なお、セブンイレブンのアイスコーヒーだけ単価が大きく違うのは、味で勝負!という差別化戦略なのでしょう。確かにセブンイレブンのアイスコーヒーはしっかりとしていておいしい気がします(後付け感満載ですね…笑)。

自作コーヒー

製造工程を確認し、コーヒーができあがるまでにかかっている費用(コーヒーの原価)をチェックしていきます。

製造工程

製造工程と各工程で必要なものは以下の通り。

アイスコーヒーの自作工程

EdrawMindを使用してマインドマップ風に書いてみました。

なお、ホットコーヒーの場合は氷を入れる工程がなくなるだけなので省略します。

使用機器・材料

コーヒーを自作するために必要となる機器や材料は次の通りです。あくまでも私が作るときの事例なので、人により異なりますこと、ご了承ください。

使用機器・材料備考
ポット▼ティファール 1.2L
【即日出荷】ティファール T-Fal ジャスティン プラス スカイブルー 1.2L KO340176 電気ケトル
インスタントコーヒー▼ネスカフェゴールドブレンド
※市中のスーパーの方が安い(120g 700円程度)
水道水
▼浄水器利用
電気
家にある冷蔵庫で製造
人件費貴重な貴重な自分自身またはご家族の労力・時間

自作のアイスコーヒー1杯(100ml)あたりの単価

比較しやすいよう、1杯100mlのコーヒーを自作するケースで検討します。

下記の通り単価を算出しました。

使用機器・材料単価考え方
ポット0円コーヒー以外にも多数の用途で用いるため、ポット代はコーヒーの原価に算入しないこととする。
インスタントコーヒー11.67円1杯あたり2g使用(やや濃い目で試算)。
市中のスーパーで見た価格(120gで700円)の条件で算出。
0.01円1杯あたり100ml使用
水道料金単価(上水道 従量料金):128円/1㎥ (1㎥=1,000リットル )
東京都水道局HPに掲載の11~20㎥の料金を参照
なお、浄水器は定期的な交換費用が掛かるものの、コーヒー以外にも多数の用途で用いるためコーヒーの原価に算入しないこととする。
電気0.41円1杯あたりの湯沸かしのための消費電力量:0.021kWh
T-falの製品HPを参考に、定格消費電力(1.25kW)で1分間(1/60h)使用と仮定(実際には定格消費電力の時間帯もあると想定されるが、簡略化のため考慮しない)
電気料金単価:19.88円/kWh
東京電力エナジーパートナーHPに掲載の従量電灯Aの料金を参照
電気代(円)=消費電力量(kWh)×単価(円/kWh)
0円製氷は冷蔵庫利用の一部に過ぎず、コーヒー自作により冷却費が増加するとは考えにくい。
氷の元となる水は、前述の水代に含む。
人件費38.33円調理士の平均時給:1,150円/h
 ※リンクを参考に近い職種の平均時給を採用
自作による増加時間:2分
 ※自作:5分、コンビニ:3分(マシーン利用、蓋取付など)
合計50.42円(参考)人件費を無視すると 12.09円
アイスコーヒー100mlあたりの単価

#表のおさまりが悪く格好悪いのですが、私のブログスキル上なおせませんでした。。

コタロー
コタロー

ローソンのコーヒーは100mlあたり41.7円。

あれ!?人件費まで考慮すると自作の方が高い??

飲食業界は人件費が占める割合が大きいと聞いたことがあります。

このケースからも人件費はバカにならないことがよくわかりますね。

自作のアイスコーヒー1杯(240ml)あたりの単価

比較しやすいよう1杯100mlで検討しましたが、まさかまさかの自作の方が高いという結果になりました。

ローソンは100mlで売っていないので、次はローソンのコーヒーの量に合わせて改めて計算してみました。下記の通り単価を算出しました。

使用機器・材料単価考え方
ポット0円100mlの時と同様
インスタントコーヒー29.17円1杯あたり5g使用(やや濃い目で試算)。
市中のスーパーで見た価格(120gで700円)の条件で算出。
0.03円1杯あたり240ml使用
水道料金単価(上水道 従量料金):128円/1㎥ (1㎥=1,000リットル )
東京都水道局HPに掲載の11~20㎥の料金を参照
なお、浄水器は定期的な交換費用が掛かるものの、コーヒー以外にも多数の用途で用いるためコーヒーの原価に算入しないこととする。
電気0.82円1杯あたりの湯沸かしのための消費電力量:0.042kWh
T-falの製品HPを参考に、定格消費電力(1.25kW)で2分間(2/60h)使用と仮定(実際には定格消費電力の時間帯もあると想定されるが、簡略化のため考慮しない)
電気料金単価:19.88円/kWh
東京電力エナジーパートナーHPに掲載の従量電灯Aの料金を参照
電気代(円)=消費電力量(kWh)×単価(円/kWh)
0円 100mlの時と同様
人件費38.33円 100mlの時と同様 (量が少し増えても手間は変わらない)
合計68.35円(参考)人件費を無視すると30.02円
アイスコーヒー1杯(240ml)あたりの単価
コタロー
コタロー

やはり自作すると安い!!

検証結果

今回の検証から得られた結果は、以下の通りです。

市販コーヒー VS 自作コーヒー コストに関する検証結果
  • 市販コーヒーとして大手コンビニの100円コーヒーで比較。ローソンのコーヒーが高コスパ
  • 自作コーヒーに関して製造原価を分析。人件費が占める割合が大きく、次いでインスタントコーヒー代が大きい。電気代や水代は無視できるほど小さいことが確認できた。
  • 市販コーヒーと自作コーヒーのコストを比較したところ、人件費を考慮しても1杯で30円程度のコスト低減が図れることが確認できた。また、例えば朝食を作る際のついでに自作コーヒーを作るなど、人件費を無視できるほど効率的にした場合は、1杯あたり70円程度のコスト低減ポテンシャルがあることが確認できた

結局のところ人件費をどう捉えるかというところによるのですが、シンプルに1日1杯のコンビニコーヒーを自作コーヒーに置き換え、人件費を無視したケースで考えると、2,100円程度のコスト低減の余地が見いだせます。そうでなく人件費を考慮しても1,000円弱の効果はありそうですね。

また、コーヒーをたくさん飲む人であれば、500mlほど自作して水筒やペットボトルに入れて持っていけば、上記の倍の4,200円程度。馬鹿にならない金額規模になってくることが確認できます。格安スマホなら2人分の月額使用料が余裕で払えますね。

まとめ

少し長くなってしまいましたがいかがだったでしょうか。

個人的には、そこそこ効果が見込めるものの感動的なものではなく、無理のない範囲でボチボチ節約に取り組んでいけばいいかな、と思いました☕

実際にはお金だけでなく味の問題もありますので、コンビニやコーヒー店で飲みたいときは飲んだらええやん。というところでしょうか。

コタロー
コタロー

雑記ブログらしく、非常に雑多な記事でした!

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